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良く寝たはずなのに、よく寝てないみたいな感じで目が覚めた。
藤木が秘密を打ち明けると言っていたんだった。
深イイ関係になるかならないか。
溜息ものだべ。
親から勘当される性癖ってなんだべ?
やっぱり、男も好きな線しか思い浮かばないし・・・。
いや、でも、彼女がいたこともあるんだから、どっちもいけるってやつで。
女の子で好きなのは君だけど、他にボーイフレンドがいても文句を言わないでくれってやつだったりして。
受け入れられるか?
いや、だって、それは軽く浮気だべ。
無理かも・・・。
男も好きだけど、君が好き。
だから浮気とかはしないけど、やっぱりどっちも好きなんだよね。
さて、受け入れられるか?
この線だったら、ギリギリオッケーな感じだべ。
浮気はしないなら。
浮気は許せないべ。
過去の経験からして、私は浮気男と付き合ってしまう質だった。
イッシーは金銭的にダメ男と付き合う質だった。
藤木は浮気男ではなさそうだと思うけれども。
両刀使い疑惑だべ。
そういう方とお友達じゃないからわからねーべ。
悶々としたまま、約束の時間が迫ってきたから電車に乗った。
流れ行く景色を見ながら、帰りに同じ景色を見たときに世界は輝いて見えるのか、このままなのか。
考えても仕方がないべ。
一応、着替えを持ってるところがお泊り前提だけど、この着替えは役に立つのだろうか。
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