頑張れ藤木 パート2

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柔らかい背中をなでつつ、ブラを発見して、このホックを外してしまったら止められなくなるよなとそこから手を撤収させてしばらく堪能した唇を解放したら、彼女が僕に抱きついてきた。 いつもエネルギーに溢れていて、僕が元気にさせられている。 そんな彼女の甘えるような姿が初めてだからドキドキする。 「って、こらこらこらこら、触らない。」 僕のスウェットの中に手を入れて胸に手を伸ばしてくる彼女の手を剥がしてポイッと捨てたら 「ちっ、減るもんじゃないってのに、ケチ。」 と悪態をつかれた。 のにも関わらず、そんな姿を可愛いと思うんだから、困ったものだ。 こんなタイプに恋をしたのは、初めてだ。 「コンビニ、コンビニ。」 上着も羽織らずに全身青ジャージのままコンビニに行くつもりだろうか。 「上着、着ないと寒いよ?」 「あっ、しまった、ムラムラしてて体がホットで忘れてた。」 すべての言動が僕の知り得る女の子とは違うけれども・・・。 「早く―早く―。」 玄関で足を踏み鳴らしながら僕に急げと言ってくる姿も可愛く見える。 恋は盲目。
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