コンビニ おでん

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食事の片付けをする藤木にへばりついていた。 この背中の中にはブラがあるんだべ? 想像するだけで興奮してくる。 手早く後片付けを終えた藤木が私の手を剥がしてくる。 「イタズラしてないのに剥がすのー?」 「もう、今度は僕がイタズラする番に決まってるじゃん。」 振り返って妖艶な微笑みを浮かべる藤木。 別に嫌じゃないのに、そんな顔して迫られると逃げたくなるのが本能だべ。 後退する私と前進する藤木。 そして、途中で笑い出した藤木。 「遅くなる前に送ってくから荷物持って上着、着なよ。」 「へっ?いいの?」 だって、二人で運動するって言ってなかったっけ・・・。 「エリーがどうしてもしたいならするけど、そうじゃないならいいよ。」 「あっ、うん、じゃぁ、遅くならないうちに帰る。」 釈然としない気持ちがないわけじゃないけど、したいかと聞かれたらどっちでもいいと言うか、今日はもういい。 それが正直な気持ちだべ。 ホッとした。 その顔を見ていたんだろう。 クスクスっと笑った声が背中に聞こえた。
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