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藤木へのブラ&ショーツな話責めで、モジモジする様子を堪能していたら、いつの間にか我が家の前だったりした。
「もっと実のある話でもすればいいのにさ。すぐにエリーの家についちゃったじゃん。」
ふて腐れた顔を見せる藤木に言ってやったべ。
「私にとっては、実のある話だったし収穫ばかりだったよ。今度は是非、収穫感謝祭ってことで上下セットでいいことしようね。」
運転席の藤木を見たら、こっちを向いて困った顔してる。
「収穫感謝祭なら僕がエリーを収穫したい。」
「変態。」
「エリーもね。ほら、家に連れてってよ。ご両親にご挨拶したら帰るから。」
ご両親にご挨拶ってさ。
マジだべか?
本当だべか?
ぶっちゃけ、親に彼氏を紹介したことなんてないべ?
変なドキドキを感じなくもないべ?
でも、藤木は本気らしくシートベルトを外して、外に出てしまおうとしているし。
覚悟を決めないといけないらしい。
自分の家に帰るのに覚悟ってなんだべ。
自分自身を鼓舞する。
一度、藤木とは会ってるし・・・きっと大丈夫だと思うのに。
なんで今更挨拶を?
それが紳士のなせるワザってか?
う~ん。
真面目だなぁ。
それにしても照れるし。
車から降りた私の手を握ってくる藤木
普通、彼女の親に会うのってそんなに普通でいられるのか?
私の方が緊張してるべ?
「緊張、しないの?」
「えっ?してるよ?分からない?」
はい、分かりません。
普通に見える。
あっ、いいこと思いついた。
繋がれた手を離して、藤木の胸元に手を伸ばした。
「わわわっ。な、なにするのさっ。」
叩かれた手。
ちっ。
「どれくらいドキドキしてるのか確かめようとしただけだってば。」
疑わしそうな目で見てくる。
うん、ちょっとは思ったよ。
ブラの感触を体験してみたいってね。
欲求。
このままだと藤木のブラのせいで欲求不満になるべ。
見たい、触りたい、脱がしたいって。
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