リベンジ紅葉狩りイブ

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お風呂にお湯を溜めて、藤木の作業の邪魔にならないようにそそくさと、一番風呂に浸かり、そして出てきた。 脱衣所のどこかに藤木の下着、落ちてないかなって思ったけど落ちてない。 藤木はキレイ好きだべ。 しかも、大きな会社の会社員。 顔も背もそこそこ。 髪型は強烈な天然パーマで伸びてきてる感じがどうだろうって感じがしなくもないけど。 アリかナシかなら、アリだし。 悪いところなんてどこにも見当たらない。 合格ラインの男だべ。 誰も知らない秘密さえなければ・・・ふふふっ。 そして、誰も知らない可愛い秘密を知ってるこの優越感。 自分の髪の毛を乾かしつつも、顔がだらしなく緩む。 鏡に映った自分の顔と変顔勝負をしたくなる。 新藤さん直伝の秘儀・白目ゴリラ!!! しまったべ、白目の時点で鏡に映った自分の顔が見えない。 これじゃぁ、勝負にならない。 と言うか、相手は自分なんだから、いつまでたっても引き分けにしかならねーべ。 どんだけ、私ってば『おバカさん』なんだろう。 ふふふっ。 『おバカさん』 ウホホホホホ。 鏡に向かって、叫びたくなる!!! 鼻歌混じりに青ジャージに着替えて、割とゆっくり入っていたし、そろそろいいだろうと脱衣所の扉を開けて台所の藤木の元に。 私の音で振り返った藤木。 「あっちの部屋で待ってて。僕もお風呂入っちゃうから。」 頷いて、藤木の言うあっちの部屋、つまりコタツのある居間に向かって閃いた。 現在、ブラを着用してる藤木。 藤木が風呂に入る。 つまり、脱ぐ。 脱ぐってことは、可愛いブラを見られるってことだべ。 ドキドキすんべ。 いまだかつて、彼氏の着替えを覗きたいなんて欲求にかられたことなんてなかったけれど。 藤木は特別で格別だべっ。 藤木が2階に向かう音を聞いた。 ごくり。 生唾を飲み込んだ。 前回のように、普通のパンツのみを装着していたら、今夜、襲っても楽しみ半減だべ。 脱がす楽しみは男だけのものではない。 あぁ、藤木みたいな男が増えたら、女にも脱がす楽しみが増えるんだべっ。 藤木が言って欲しくないだろうから、誰にも言ってないけど、自慢したいっ。 私の彼氏はブラ男ですって自慢したいべっ。
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