藤木浩二の独り言 パート4

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僕の性癖をカミングアウトしても平気だったエリー。 いや、彼女の僕のブラへの執着を見るにつけて、僕のエリーへの気持ちが大きくなっていったなんてこと、絶対に彼女は気が付いていない。 ちょっとばかり酔っ払わせると可愛いから、ついついアルコールをすすめてしまうことだって彼女は気が付いていないに違いない。 台所で僕が作業をするたびに、こそこそとやってきてイタズラしているその行動にさえ、可愛くてムラムラきてるのに。 邪気のない顔で僕の気持ちを煽り立ててくる。 その場で彼女を押し倒さないようにどれだけ僕が自制してると思ってるんだろう。 きっと、全部、気が付いてない。 さすがに、脱衣所まで覗いてくるとは思わなかったけど、思い出すだけで愉快だ。 そんな可愛い彼女が、本当だったら何かのイベントのときにでも着用しようと思っていた下着を披露したらいきなり布団に倒れるから、やっぱり嫌になったのかと思ったのに。 僕に抱きつき、大好きで愛しいときたもんだ。 僕の方が大好きだし、愛しいと思ってるし、離したくないと思ってる。 ずっと、僕の傍で笑っていて欲しいと思ってる。 どうやったら、僕の気持ちを直接エリーに伝えることができるのか。 ついつい、興奮して今夜もエリーをイジメ倒しちゃったけど。 それで僕の気持ちが伝わってるといい。 約束通りに1回しかしてないし。 許してくれるよね? 隣ですやすやと眠るエリーの前髪を手でよけて、おでこに口付けた。 それから、こっそりと布団に潜って、彼女のワキのあたりに鼻を寄せた。 ふふふっ。 イジメ倒して、汗をかかせたから、若干の臭い。 僕のせいでこの臭いが出たと思うと、堪らない。 エリーのこの臭いを一番近くで嗅げるのが僕だと思うと、すやすや眠る彼女を起こしてまた襲いたくなってくる。 我慢我慢。 今夜は1回なんだから、明日の朝なら襲ってもいいよね。
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