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私が一人でアタフタとする様子を見ていたようで、藤木が笑った声がしてそのまま布団をめくり隣に滑り込んできた。
ドキドキしつつ、ゴクリと生唾を飲み込み、早速藤木の上に覆い被さりスウェットに手をかけた。
あぁ、やっと、やっと藤木のブラをプッチンできるんだ。
ムラムラとくるし、メラメラと燃え上がる気持ちをなんとか落ち着かせてそうっとそうっと上着をめくる。
「ひゃっ・・・ちょっとっ!!!なんでそっちが私の体を触ってくるのさっ!!!」
まさしくスウェットの上着をめくってる最中に藤木が私の敏感な部分に手を伸ばしてイタズラしてくるもんだから、思わずその手を跳ね除けて藤木のスウェットから手を離してしまった。
振り出しに戻るだべ。
「えっ?なんでって、そこに胸があるからでしょ。」
悪びれもせずに言い切ったよ。
しかも、さも当然みたいに。
「次に同じことやったら縛るからねっ。」
睨んだら笑われたうえに。
「ふふっ。僕は縛られるよりも縛りたい方だなぁ。あっ、なんかソレ、いいかもね。今度やろうよ。是非♪」
黙れ、藤木。
減らず口ばっかり爽やかに吐く藤木の唇を塞いでやったべ。
それから、スウェットに手をかけてめくってやったべ。
あぁ、興奮する。
鼻息も荒く藤木の唇から唇を離して、上着を性急に脱がせて。
ウホッ。
ウホホッ。
ウホホホッ。
可愛いべ。
男がブラをしてても可愛いべ。
常夜灯の灯りだけなのが惜しいべ。
「そんなにじっと見ないでよ。」
モジモジっとする様子が可愛いべ。
「いや、見るって。そこにブラがあるから見る。」
さっきの藤木の言葉をなぞってやったべ。
さぁ、このブラ、ホックを外すべきか焦らして触るべきか。
ここは昨夜のお礼を兼ねてじっくりと触らせていただくべきだべっ。
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