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「グフッ。」
「ちょっ、エリー、変な声出さないでよ。」
出すなと言われても、あぁ、可愛いブラだべ。
きっと、これは先週カミングアウトしてくれたときにしていた花柄に違いないべっ。
カミングアウトしてくれたときのブラを、初めてのプッチンに選んでくれるとは・・・。
いぃっ。
「グフフッ。」
「ちょっ、変な声だけならいいけど、ヨダレ垂らさないでよ。」
藤木に跨って、可愛いブラを眺めていたらヨダレまで垂らしてしまったのか。
人差し指で、ブラの外周をそうっと撫でたら、藤木がもぞもぞっとして鼻から荒い息を吐いた。
興奮するべ。
肩ひもを指でひっかけて、外してみる。
「グフフッ。」
そこで、気が付いてしまった。
藤木の下半身の盛り上がりに。
そして、今だ手つかずのそこに。
今、ブラを脱がしてしまったら、藤木がもしも上下セットの可愛い下着を装着していても、おそろな状態を楽しめないべ。
せっかくの勝負下着なのに、あっという間に脱がされたら女性同様、男性だってがっかりに違いないべ。
興奮だべっ。
下も花柄なのかどうかっ。
「ウホホホオホオホホーーーーーー。」
叫び声と同時に布団と言う名前のプールに潜水して力任せにスウェットを脱がす。
もぞもぞと潜水し、足の先まできっちりとズボンを脱がしてそのまま、太もも付近まで上昇。
布団を被っていたら見えるもんも見えないべ。
ガバッと布団をめくって、常夜灯の灯りの下に藤木の下半身を晒したべっ。
「ビンゴッ!!!上下お揃いっ!!!」
可愛い、なんて可愛いんだべ。
花柄だべ。
そして私の頭の中もお花畑だべ。
「フォーーーーーーーー!!!」
自分でも何がナニだか分からないくらいに興奮してるべっ。
有難すぎてお参りしてしまったべ。
藤木の下半身に2礼2拍1礼!!!
「ぶっ、エリー、落ち着きなよ。何をしてるのさ。」
藤木の笑いを含みつつの冷静な声で我に返った。
「はははっ。ご神木にお参りしただけです。」
「ぶっ、ご神木って、あははははっ。」
うん、こんな場面でこんな時なのに。
藤木が笑う姿を見れて、人を笑わせるって
チョー気持ちいぃ!!!
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