藤木浩二の独り言 パート5

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車を立駐からゆっくりと出して、来た道をそのまま戻る。 たくさんの車でちょっと渋滞気味なのは、片側1車線だから仕方がない。 早く帰ってエリーといいことをするのもいいけど、ゆっくりと車の中の時間を楽しむのもまたいい。 静かになってしまった彼女を見ると、寝てる。 いや、いいけどさ。 今日は、走って逃げられるようなことはしてないけど、叫んだり笑ったり、食べたりしたし、少し疲れたかな。 全力で遊んだら電池が切れたように眠ってしまうなんて、子供みたいな人だ。 今日は、たくさん収穫があったな。 エリーにどんなプロポーズがいいか聞いたら、僕は死にませしぇーーーんみたいなインパクトのあるのがいいって言ってたし。 それに、アニメ映画の結婚しようにも悶えるってさ。 共通点は両方、外でしょ。 あぁいうのが好きなのかな。 だとしたら、僕はいったいどこでエリーにプロポーズしたら喜ばれるんだろう。 付き合いだしたばっかりなのに、こんなことを考えてるって、やっぱり年かなぁ。 いや、でも、山根君なんてすでにプロポーズ済みだし。 ワキガのサラブレッドって何だよって感じだ。 だけど、インパクトあるし、笑っちゃうし。 勝負所を外さない山根君を見習わないとね。
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