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藤木の家に帰る途中にスーパーに寄って、安売りのタマゴとその他の食材を購入した。
そして、たんまりと買い込んだ食糧を持って藤木の家に帰宅。
ガサゴソと冷蔵庫の前に荷物を置く藤木の後姿を眺めていたらムラムラくるべっ。
そのままそうっと、そうっと近づいて抱きつくにきまってるべ。
「わわわわっ。ちょっと待ってよ。片付けるから。」
買い物した食べ物を冷蔵庫にしまってる最中なのは、百も承知の上だべ。
「我慢の限界を超えたから無理。」
「ちょっ、じゃぁ、変なことしないでしよ。そのままだからねっ。」
ちぇっ。ご神木に手を伸ばそうとしていたのがバレタようだ。
残念。
でも、くっついていていいようだから我慢しよう。
外も暗くなってきたし、夕方だし、淋しいべ。
今夜は帰らないとダメだし、明日からまた仕事だし。
もっと一緒にいたいと思うべ。
香嵐渓への遠出のデートはこの上なく楽しかったし、新鮮だったし、紅葉も美しかったから本当に言うことなしだけど。
昨日の夜だって、今朝だって藤木とイロイロしたのも分かってるけど。
そんなことがちっぽけなことに思えるくらい、欲しいと思ってるんだべ。
本能が私に訴えてくる。
帰る前にヤッテおけ。
ジャケットの背中越しに顔をスリスリしてブラを探そうと思ったけれども、イマイチ分からないべ。
残念。
早くも、私の方が準備オッケーなくらい興奮してきたべ。
車の中で寝てしまったから、無駄に元気いっぱいかもしれないべ。
藤木をはぁはぁ言わせてみせるべっ。
燃えてきた。
レッツラゴーだべ。
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