まん類ホームラン

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美味しいコーヒーと少々お腹にもたれる感じのパフェをたいらげ、藤木とカフェ ユーフラテスを後にして、藤木の自宅に。 藤木の自宅に戻ると、藤木が玄関から階段をそのまま登って行くから、私も後に続いた。 もちろん、アトラクションは忘れないべ。 手刀を用意して、目標に焦点を合わせたら 「トゥリー、トゥー、ワン、ジェロ!!!」 藤木の可愛いお尻に向かってブシュっと手刀を発射。 「のわっぷ!?」 おかしな声とともに体をビクリとふるわせて階段を駆け登る藤木の姿に笑わせて頂いた。 藤木へのカンチョー、チョー楽しいぃ!!! 2階に到着したら仁王立ちの藤木に怒られたべ。 「そんなことばっかりするんだったら、エリーは2階は立ち入り禁止にするからね。」 両手を腰に当てて怒ったように言う藤木。 「・・・じゃぁ、コージーが一人で2階で寝ればいいじゃん。私はコタツで寝るもんねーっだ!!!」 若干の沈黙の後、藤木が謝ってきたべ。 「それは、ダメ。やっぱり2階で二人で寝ようね。まだまだ極めてないし、試してないことだっていっぱいあるし。」 エロいフィルターがかかったような言葉を羅列されてる気がするけど、きっと気のせいに違いないべ。 「で、2階に何しにきたの?下着交換だったら私が選んであげるよ?コートの下がぬくと過ぎて蒸れたの?」 藤木の秘蔵の下着コレクションが入ってるケースが置いてある物置部屋に向かおうとしたら、コートの襟首を掴まれたべ。 「おえっ。」 「違う、こっち。」 部屋の隅っこに申し訳程度に置かれた小さな小さな座卓とその上にある平たい金属の塊は、ノートパソコンだべ。 藤木が座って操作を開始したから、私は藤木の後ろに座って藤木にまとわりついて操作を開始だべ。 「電源はどこだろう?ここかな?ポチっとね。」 藤木のご神木に手を伸ばしたら、パチンと軽く手を叩かれた。 「その電源は今じゃない。夜になったら入れてよ、もう、おバカさんだね。」 むしろ、夜に電源を入れたら本気モードで襲われるから勘弁だ。 夜の藤木には是非とも省エネモードで動いて欲しいべ。
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