チラリとポロリの美学

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へっぴり腰の藤木が恰好悪くスウェットを直す様子が可愛くて、愛しい気持ちになる。 こんな気持ちを誰かに説明するってなったら難しいべ。 藤木のブラも、本人が恥ずかしがってる仕草が可愛くて、愛しい。 あぁ、あの顔だ。 拗ねてるみたいな怒ってるみたいな、少し口を尖らせた顔。 可愛いべ。 「もうっ、結局、僕の方が勝ったと思ってもエリーの方が勝つんだもん。」 ブツブツ言いながらも、私の肩にかかるタオルを取ってそのまま私の髪の毛をワシャワシャと拭きだした。 撹拌されてる私の髪の毛。 気分は洗濯機の中で洗われる洗濯物だべ。 できることなら、藤木のブラ希望。 細かい網目のネットにキレイに折りたたまれて、オシャレ着洗いで優しく洗濯されるんだべ。 「こらっ、頭を必要以上に揺らさないの。拭きにくいでしょ。」 藤木に怒られるの、大好きだべ。 藤木がブラしてる程度の変態だったら、その藤木に絡まれるのが大好物の軽い変態だ、私。 頭皮をマッサージするように拭かれて、気持ちがいい。 「気持ちいぃー。」 「でしょ。アンジーがこうやってマッサージするといいって教えてくれた。」 久しぶりに話題にのぼったべ、巨乳のアンジー。 あれからダイエットは上手くいってるのかな。 ダイエット中って言いながらコンビニで食糧を調達してるのを見たのが最後だべ。 できることなら、ダイエットは成功してなくてデラックスでジャンボなままでいて欲しい。 ダイナマイトな巨乳に包まれてみたいべっ。 頭皮のマッサージが終わった後は、そのままドライヤーまでしてくれるようだ。 「気持ちいぃー。」 「後からもっと気持ちいぃことしようね。」 耳元で掠れたセクシーヴォイスでゾクゾクさせられたべ。 チラリと藤木を見た後、全裸はチラリじゃなくてポロリだけどそれもそそるよなと思ったべ。 下着姿で見え隠れするチラリズムな藤木に興奮した後の、全裸でポロリな藤木に興奮。 一度で二度楽しめるのがチラリとポロリな甘い夜ってか。 ムラムラくるべっ!!!
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