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私の提案を受け入れてくれて、ラーメン横綱に決定したお昼ご飯。
無事に食べたいラーメンを二人とも入手したけれども、席に座って笑いが止まらないべ。
私が注文したチャーシューメンは、ラーメンどんぶりの周りをぐるっと一周、チャーシューで飾られてる肉食獣には堪らない逸品。
これで藤木からの笑いを取れると思ったのに。
ダメだ、我慢の限界を超えたべっ。
「ぶはっ、そんなラーメン、初めて見た。どうやって注文したらそうなるのさっ!!!」
藤木のラーメンどんぶりの中には、タマゴが通常よりも盛られてる。
「いいでしょ。」
にっこり笑う藤木のラーメンの正体は何だべっ!!!
「味玉ラーメンに、味玉と温玉と生卵をトッピングしたんだよ。」
ウホホホホホホホホホッ!!!
そんな注文する人、初めて見たべっ!!!
カレー屋さんでチーズカレーにチーズをトッピングした先輩(新藤さん)だったら知ってるけど、ラーメンのトッピングで卵のコンプリート!!!
笑いが止まらない。
「ラーメン、伸びちゃうよ。食べようよ。」
しかも、これだ。
自分がかなり面白い注文をしたって気が付いてないべっ。
さすが、藤木。
これ、作らされたラーメン屋の店員さん、びびらないのか!?
それとも、こんなお客さん、実は割とたくさん現れるから面白くもなんともないってか。
もしも、笑いのツボを刺激されたんだとしたら、店員さんに同情するべっ。
こんな普通の人にしか見えない人からのおかしな注文。
ギャップで余計におかしかろう。
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