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男の人の背中は大きいべ。
イッシーの背中も大きいけど、藤木の背中はもっと大きい。
「エリー、一言、言っていい?」
「いーよ。」
「チョー気持ちいぃ!!!あははっ。」
さっき、私が言った言葉じゃん。
それ、言って笑ってるってさ。
なんか愛しいべ。
「抱きつくよ、そんな可愛いこと言ってると。」
「いいよ。そしたら僕は我慢できずにここで絵里を襲うかも。」
フォフォフォフォフォフォフォフォ!!!
アグレッシブ!!!
アーンド
オフェンシブ!!!
「ダメダメ。いろいろと困ることになったらダメだから、それはダメ。」
頭の中は確変フィーバー中だけど、線引きは大事だべ。
締めるとこは締めて緩めるところは緩めるのが大事だべ。
桶にお湯を汲んで、ザザザッと藤木の体に掛けた。
右側からと左側から。
それからまたお湯を汲んで、また泡を流した。
「エリー、反対向いて。僕も流してあげるから。」
素直に背中を向けた。
だって、前から見られるなんて恥ずかしいから。
私がやったように、藤木が桶に汲んだお湯で私の体を流していく。
気持ちがいい。
自分でやれることを、他人にしてもらう。
なかなかいいべっ!!!
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