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「コージー宴会部長、提案がありまっす!」
その場で立ち上がって敬礼!
私を見上げてクスクス笑う酔っ払いの藤木。
「何?言ってごらんよ。」
「夜間訓練のために、外周を走ってきてもよろしいでしょうか?」
「ふはっ、走るって、くくくっ。酔っ払ってるでしょ。ダーメ。」
ぐっ。
ダーメって!
ダーメって!
ダーメって!
その場に崩れ落ちて悶えさせてもらうべっ!!!
グハッ!!!
「フォフォフォフォフォフォフォ!!!」
「エリー、酔っ払い過ぎ。そんなに酔っ払ってると、できなくなっちゃうよ?」
悶えていた体を起こして、所定の位置に戻った。
藤木がこっちを見てる。
真っ直ぐだべ。
「できるよ!オプションありでできるよ!」
「オプションって何?」
「一晩中!!!」
「ふはっ。肉食系だね。僕は魚だからそこまでは……。」
こらこらこらこら。
魚ってなんだべっ。
そして、藤木のポテンシャルはそんなもんではないべ。
「コージーは魚肉系だから、大丈夫だよっ!!!」
「魚肉系って、ソーセージみたいなんだけど。」
「ソーセージって言ったら、子供の頃に、言ったでしょ?ピーーーーーーーーーーー(自主規制)って。」
「ふっ、もうやめてよ。言ったし、女の子の前でフラフラって腰を振ってって、何を言わせてくるんだよっ、恥ずかしい。」
私の前で恥ずかしがる姿に、ムラムラが止まらないべ。
「やって、それ、やって。見たい!腰を振ってピーーーーーーーーーーー(自主規制)って!!!」
「やだよ。」
ふんっと横を向く藤木。
どの仕草も可愛いと思うのは、私が酔っ払ってるからか?
おっし、こうなったら、潜るべ!!!
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