ラストスパート準備 走るよ 師走

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「コージー宴会部長、提案がありまっす!」 その場で立ち上がって敬礼! 私を見上げてクスクス笑う酔っ払いの藤木。 「何?言ってごらんよ。」 「夜間訓練のために、外周を走ってきてもよろしいでしょうか?」 「ふはっ、走るって、くくくっ。酔っ払ってるでしょ。ダーメ。」 ぐっ。 ダーメって! ダーメって! ダーメって! その場に崩れ落ちて悶えさせてもらうべっ!!! グハッ!!! 「フォフォフォフォフォフォフォ!!!」 「エリー、酔っ払い過ぎ。そんなに酔っ払ってると、できなくなっちゃうよ?」 悶えていた体を起こして、所定の位置に戻った。 藤木がこっちを見てる。 真っ直ぐだべ。 「できるよ!オプションありでできるよ!」 「オプションって何?」 「一晩中!!!」 「ふはっ。肉食系だね。僕は魚だからそこまでは……。」 こらこらこらこら。 魚ってなんだべっ。 そして、藤木のポテンシャルはそんなもんではないべ。 「コージーは魚肉系だから、大丈夫だよっ!!!」 「魚肉系って、ソーセージみたいなんだけど。」 「ソーセージって言ったら、子供の頃に、言ったでしょ?ピーーーーーーーーーーー(自主規制)って。」 「ふっ、もうやめてよ。言ったし、女の子の前でフラフラって腰を振ってって、何を言わせてくるんだよっ、恥ずかしい。」 私の前で恥ずかしがる姿に、ムラムラが止まらないべ。 「やって、それ、やって。見たい!腰を振ってピーーーーーーーーーーー(自主規制)って!!!」 「やだよ。」 ふんっと横を向く藤木。 どの仕草も可愛いと思うのは、私が酔っ払ってるからか? おっし、こうなったら、潜るべ!!!
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