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居間の扉を開けっ放しにしたまま、階段を登って布団を持って、階段をおりる。
足元が見えないから、ちょっとこの急な階段は危険だなと思いつつ、無事に布団を持ってこられたことにホッとして、コタツの横に布団を敷いた。
布団とコタツ布団が重なってる部分がある。
だよね、そんなに大きな家じゃないし。
「絵里、起きないと、ちょっと乱暴なことしちゃうよー。」
揺すっても起きない。
しかたがない。
絵里の頭の方からワキの下に手をいれて、そっと頭部を僕の膝上に持ち上げて、そのまま引きずりだして・・・。
ひきずって布団の上に。
向きがおかしいな。
絵里の体の下に手を入れて、ゴロンと転がして、布団に対して斜めだけど、まぁいいか。
掛布団をかけてと。
コタツも反対側に寄せておこう。
起きなかった絵里が悪い。
「これぐらいの報酬をもらってもいいよね。」
さっき、絵里のワキに入れた手の匂いを嗅いでみる。
ムラムラっときちゃったし。
起きない絵里が悪いよね。
絵里の眠る布団に近付く。
それから、そうっと掛布団を剥がして、絵里のワキ元に顔を寄せる。
コタツの中で少々むさっていただけある。
この芳しい香り。
堪らない。
ムラムラきちゃった。
絵里、寝てるしさ。
音を小さくして、大人の嗜みをしてもいいかな?
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