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私とイッシーの不躾な視線に気が付いたらしいアンジーが
「ぱふぱふする?」
と聞いてきた。
ウホッ。
「やります!!!」
「私も!!!」
ワッキーの臭いを気にせずに挙手したら、ほんのり漂ったワッキー臭。
イッシーも手を挙げて、返事をした後に一瞬顔をしかめた。
「イッシーも臭いか?」
「ベスもか。どっちが臭いか比べてみるか?」
変態過ぎるイッシーの提案だけれども、ここは勝負するしかねーべ。
自分のワキの臭いを嗅いだ後、イッシーのワキの臭いを嗅ぐ。
イッシーも自分のワキの臭いを嗅いだ後、私のワキの臭いを嗅ぐ。
「うっ、星一つだな。」
「ぶっ、星二つだな。」
私がイッシーに下した臭いレベルは星一つ。
対して、イッシーが私に下した臭いレベルは星二つ。
ゲラゲラ笑いながらアンジーも参加したいと言い出した。
イッシーと二人でアンジーの傍によって、両手を挙げたアンジーのワキにそうっと鼻を寄せたら、アンジーがゲラゲラ笑いながら私とイッシーの頭を腕で抱え込んで胸なのかワキなのか分からないような場所に抑え込まれた。
ふががっとアンジーの臭いを吸ったけれども、アンジーの臭いはフレグランスレベルだべ。
柔らかな巨乳に包まれる心地よさでフレグランスレベルのワッキーなんてどうでもいい感じだ。
悔しいけれども、男の人が巨乳を好きな気持ちが分かるし、この巨乳に毎日こんなことができるジェームズが羨ましいべ。
アンジーの腕の力が緩んで、解放されるまでその柔らかで甘美な感触を堪能した。
ぱふぱふ最高だべ。
「どうだった?」
「はい、柔らかかったでっす!!!」
「ぱふぱふ最高でっす!!!」
イッシーも私も臭いの感想ではなく明らかに巨乳の感想を述べてるべ。
そして、アンジーも臭いの感想じゃないのに、笑ってるべ。
「アンジーのソレは俺専用だからな。男にはやらせるなよ。」
山岸さんの髪の毛を切りながら、鏡に映る我々の動向を密かにチェックしていたらしいジェームズに釘を刺されるアンジー。
アラフォーになっても愛される秘訣をこそっと聞きたい。
相手がいないけれども・・・。
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