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悠斗「英霊って誰でも召喚できんの?」
サラ「いえ、召喚士の素質がある人しか出来ません......。召喚士はとても稀な存在です。一国に10人いればいい方だと思います。そして、その時の召喚士の中で一番秀でている者が英霊を召喚します」
ほー。
悠斗「それじゃサラってすげぇのかwww」
サラ「いえ! 私は.......全然です。召喚士の中でも中の下程度の実力です」
悠斗「はぁん? 秀でているんじゃねぇの?」
サラ「・・・ここ数千年は、ヴィリーゼが常に実権を握ってきました。土地柄、ここは優秀な召喚士が産まれやすいらしいです」
ほうほう。
中央区とかいうくらいだからな。
本当に中心国なのか。
サラ「ですが、ここ数十年。ヴィリーゼに強い召喚士は産まれてないのです。私よりも強い召喚士の方々はいましたが.........その方々も凶暴化した魔物との戦闘で命を落としてしまいました.......」
悠斗「で、元々そんなに強いやつがいなかったからサラに白羽の矢がたった、と?」
サラ「はい.......」
まぁ、魔物が凶暴化して暴れれば戦闘の機会は増える。
サラは王族だからそこまで戦闘はしていなかったんだろう。
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