国民とご対面

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カイル「カイル・クリアーノだ。国民の諸君.......よく聞いてくれ。今回、不運が続いてしまい、実力が高い召喚士が相次いで死んでしまった。その結果、召喚士の実力は著しく落ちた。無論、今回の召喚士であるサラトリクスの努力は私も認めている」 よく言うwwww 少しも認めてなんていないくせにwww カイル「だが、努力では埋まらない天性の才能。それが些か良くなかったようだ。今回召喚された英霊であるシンジョウ様はDランクだった」 ザワザワ 『Dランク? 最下位ランクか?』 『本当かよ.......。そんなんで他の4国に勝てるのか?』 ふむ。 外堀から埋めていく気だなwww 国民を味方につけ俺を孤立させようと言うわけかwwww カイル「英霊と言えどDランクならば現代に生きる英雄と変わらぬ。そこで、だ。どうだろうか? 今回の英霊の地位を私に委ねるのは!」 ・・・ざわめきが大きくなったな。 サラ「・・・そんなこと、許されるはずがないです.....!」 ティナ「前代未聞の提案ですね」 つまりは俺を引きずり下ろしてその地位に着こうという話だ。 英霊とはつまるところ国の強さの象徴。 事実上の地位はサラたち王族よりも強いものとなるだろう。 ・・・やっぱややこしい展開になってきたなwwww もし公衆の面前で高飛車ナルシストをボコボコにしたとしよう。 それはそれで強さは見せつけられるが性格的に難アリだと思われるだろう。 勿論、奴が俺に挑み、そして俺が返り討ちにした場合は逆だろうがwwww 昨日のこともあるし、自ら挑んでくるようなマネはしないだろwwww
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