チートな主人公の異世界物語

プロローグってやつですか？ そうですか

悠斗「どうしてそうなったwwww」

ババア「まぁ、パラレルワールドの話さ。もしあそこで能力という存在を消してなかったら、その後で坂本晋也という抑止力が無くなったのをいいことに数人の科学者、薬の関係者が外国へ薬を売るんだよ」

・・・なぁーるほど。

悠斗「まぁ、あれだけの薬だ。一つで数億円、下手したら数兆円の価値だってある」

なんたって最新鋭の武器とは比べ物にならないほどの攻撃力を持つ。

超能力集団を作ることが出来れば世界一の軍事力を持つことになるし、世界を制覇することも可能だろう。

ババア「パラレルワールドじゃ、最初に薬を手にしたのはアメリカ合衆国。そしてその情報を他国のスパイが入手、そして自国に報告。そこからは経済力が高い20ヵ国程度が薬を手に入れた」

アメリカが取得したことが知れれば他国も欲しがる。

それにアメリカに遅れをとれば制覇など容易にされてしまう。

それ故に、アメリカ以外の国は、アメリカが買った額よりも多くの金を積む。

ババア「・・・流石、よくわかってるじゃないか」

悠斗「最終的には数兆程度の額まで跳ね上がっただろうな。で、その金を払うことが出来たのが経済力上位20ヵ国の国というわけか」

最強と名高いアメリカの軍隊も、もしかしたら核すら凌駕する夢の軍事力。

ま、こうなることは必然か。