第1章

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「アルティメット、、、なぜあなたが持っているの!?」 「緑、お前には関係ないことだ、、、」 煌太は緑に背を向けその場を立ち去ろうとする だが背後ですすり泣く声が聞こえ、直様立ち止まった 「こうた、、、くん、、、 お願い、力をかして、、、 もうあなたしか、、、いないの、、、」 その言葉で煌太は小さく溜息を吐き、ある覚悟を胸に振り向き緑に向かい手を差し出す 「全く、泣くなんて卑怯だぞ」 「え、、、?」 優しく微笑みながら小さく頷く煌太 「わかったよ、役に立つかわからないけどもう一度バトルフィールドに立つよ」 煌太の一言で緑は更に涙を零す 「いいの、、、?」 「女の子を泣かしたままにするなんてできないからな」 緑は服の袖で涙を拭き取り煌太の手をしっかりと掴んだ 「、、、ありがと、、、」 ここから新たな戦いが始まりを告げたのであった
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