第3章

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部屋に入ると数人の負傷したカードバトラー達が白石と何やら話をしていた 「ーーーーっという状況で極めて危険な状況といえます」 「そう~、分かったわ~ 後はこっちで何とかするわ~」 その言葉を聞いたカードバトラー達は頭を下げ「失礼します」と言い残し部屋を後にした すれ違い様に煌太に軽く会釈をしてカードバトラー達 恐らく彼らも多くの大会やイベントで成績を残したであろう風格と共に、あのダメージの受け方に違和感を覚える煌太であった 「よく来てくれたわね~ 早速なのだけど出撃して貰えるかしら~」 「ーーーといいますと?」 「アメリカ基地に敵が進入してきたの~ 多くのカードバトラー達が戦いを挑んだのだけども残念ながら連戦連敗、お手上げ状態なの~ そのカードバトラーは『赤西煌太を出せ』と言って聞かなくって~」 (俺を指名するなんて、、、あのアトライアとかいうやつか? いや、あいつなら間違いなくここを目指すはず、、、 一体誰が、、、) 少し悩みながらも煌太は「わかりました、直ぐに向かいます」と言い残し白石に背を向けた 「君のタイムリミットもあるだろうけど、今は君に配慮する余裕もないの、、、 だから、気をつけて、、、ね」 煌太は聞こえなかったフリをし、部屋を後にした
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