第4章

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「無理ですよ! そいつ、学校の誰にも勝った事がないんですよ!! そんなやつのデッキで勝てるわけないですよ」 「やってみなくちゃ分からないよね」 「望むところです、なら始めましょうよ」 「、、、とその前に」 振り返り少年に対して優しい口調で話しかけた 「というわけなんでデッキを少し借りてもいいかな?」 「、、、でも僕のせいでお兄さんが負けちゃうよ?」 「いっただろ? 君のデッキなら勝てるって、だから」 煌太はそっと手を差し出す 少年は少し躊躇うもおずおずとデッキを煌太の手の上に置く デッキを受け取った煌太は対戦席に座ると準備を始めた 「今から俺が本当のバトスピを、、、カードバトラーの意味を、そしてこのデッキの本当の強さを教えるよ」 2人は同時に合言葉を宣誓する 「ゲートオープン、界放!!」 それから数分後
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