第4章

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「これで君を守るスピリットはいないよ 合体スピリットはダブルシンボル、このアタックはどう受ける?」 少年は手札とにらめっこをしたのち肩を落とした 「ライフで受けます、、、 参りました」 「す、、すごい!」 「君のデッキはライジングからのバーニングサンを主軸としたデッキだ このコンボは俺が昔使っていたデッキの必勝コンボだからな」 「昔使っていた? 、、、も、、もしかして、!」 「俺の名前は赤西煌太だ、よろしく」 「赤西煌太さん!?」と2人が声を合わせて叫ぶ 「あの世界チャンピオンの赤西煌太さんですか!? 感激です!!」 「赤西煌太さんって言えばライジングをキースピリットにして数々の大会で圧倒的な勝利を収め続けた伝説中の伝説、無敵のカードバトラーじゃないですか!」 煌太は照れ臭そうに頬をかく 「伝説なんかじゃないさ、無敵でもないし、負けるときは負けるよ」 興奮が収まらないライジングデッキの持ち主の少年は先程とは違い満面の笑みを浮かべていた
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