第1章

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それから数時間後 煌太は1人でカードショップを後にしていた 夕暮れ時の仄かに肌寒い辺り いそいそと家路を急ぐ背広を着込んだ大人たちが街を歩く そんな中、煌太はある少女の存在が目にとまる 「久しぶりだね、煌太君!」 「もしかして、、、緑か!?」 緑と呼ばれた少女 彼女も煌太と同じ、3年前の戦いで世界を救った英雄の1人である 「あれからもバトスピは続けてたんだね」 「まあな、、、」 煌太は少し俯く それは以前とは比べ物にならないくらいに切なげに 「ところで緑は俺に何か用か?」 「分かってるくせに」 緑は煌太の問いに対して頬を膨らませ、少し子供っぽく返す 「あなたにもう一度バトルフィールドに立って欲しいの、世界の為に」
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