第4章

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人類軍各基地にてカードバトル大会が開かれていた この大会は優秀なカードバトラーの発掘を目的に開催されており、数々の名の知れたカードバトラーが人類軍への入隊を目的に参加している その大会のスタッフ用テントの下に煌太の姿があった 机の上にカードを並べデッキ構築を練る ふと目の前にあった時計を見ると2本の針は丁度12を指しており、辺りでは昼休憩の為に受け付けに数人が残っているだけで人の姿は殆どなかった 彼が今組んでいるデッキ それは午後の部のメインイベント、午前に行われた予選優勝者対人類軍カードバトラーでのエキシビジョンマッチの為のデッキであった 普段はアルティメットを使う煌太であるが、一般向けのイベントで使用する訳にもいかず、絶賛奮闘中である 「こいつを使えばこいつが腐るな、、 でも、こいつは俺が使いたいからな、、、」 暫く悩んだあと、煌太は小さく溜息を吐き、デッキを纏めた
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