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時は経ち、とうとうエキシビジョンマッチが開催されるべく擬似フィールドに煌太の姿があった
向かい合う対戦相手は自分より少し年下位の少年で、この時を待ち望んだと言わんばかりに目を輝かせていた
「えーっと、君の名前は?」
「高坂 焔(こうさか ほむら)と言います」
「俺の名前はーーー」
煌太が自己紹介をしようとすると焔はそれを遮り
「赤西煌太さんですよね!
感激です!
俺、煌太さんとバトルするの楽しみだったんです」
焔の勢いに押され気味の煌太だが、小さく深呼吸すると落ち着いた口調で焔に語りかける
「いいバトルにしよう、焔君
さぁ、早速始めようか」
煌太の合図で焔も声を合わせて叫ぶ
「ゲートオープン、界放!!」
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