第1章

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煌太俯いたまま、小さく、そして吐き捨てるかのように「断る」と呟く 緑はやはりかとため息を漏らし、話を続けた 「アルティメット使いが現れてもう丸一年が経ち、世界の半分以上を征服されてしまったんだよ? もう時間がないの!!」 「俺はもうバトルフィールドには立たないと決めたんだ、、、 あの戦いの後に、、、」 「やっぱり、、、あの戦いが原因、、、だよね、、、」 煌太は何も言わずに小さく頷く それを見た緑は再び小さくため息をを漏らすと、肩から下げたポシェットからデッキケースを取り出し、煌太に向かい合う 「バトルしましょう」 煌太は少し悩み、小さな声で「俺が勝てば金輪際俺に関わらないか」と問うと緑は小さく頷いた
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