離婚

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ある日の仕事中(昼間) 隣の家のおばさんから 突然電話がかかってきた。                     お『あのね、今日あっくんうちにいるから。それで当分預かるから。』            僕『え?』          お『じゃ、そういうことだから。』                    あぁ、もう! どうして乱ちゃんの周りの人間は 説明ということをしないのか?           今すぐ帰りたい。          ……帰れない(泣)              乱ちゃんに電話するが、出ない。           あぁ、もう!もう!!もう!!!                     何が何だか分からないまま。 イライラしなかまら 仕事をこなし 自分で家の前まで運転して 新記録を更新して、帰った。          基本運転は 新入りにさせている。                     家に入るより、まず隣だ。           そう考えた僕は 作業着のまま 隣の家の玄関を開けた。            僕『あの、島田です。何があったんでしょうか?』          出てきたおばさんが シーっと指を唇に当てながら 外にと、僕を促した。                    お『あっくん、やーーっと泣き止んで寝たのよ。あんた今日仕事で帰らないことにしたから、帰って。』             僕『あのう。。』          お『後でおとうさん行かせるから。』           それだけ言うと おばさんは さっさと家に入ってしまった。                      何か、あった。           それだけは、分かった。                                       
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