第1章

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流れる厚い雲 「ねえ僕もう強くない」 それは君の温もり 今知ってしまったから 降り出した強い雨が      その温もり奪ってく      今知ったその温もりが 今日までの僕を 大きく動かしてたんだ だから走って叫んで      遠ざかる背追いかけてく 鳴きそうな曇り空 「ねえ僕もう強くない」 薄れソナ優しさ 知ってしまったから      額降り注ぐ雨が ときめき捨てようとする そのあつい君の優しさ 僕の特効薬 足強く蹴り空飛んで      思わず大声だした 遠ざかる背追いかけてく
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