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竜牙
「サイデリアル?妙な名前の組織だなぁ」
サルディアス
(サイデリアルを知らない……成る程、この少年……もしや……)
竜牙
「とりあえず……いい加減離せやオラァ!」
そう言って、ヴルドガを奴のハサミの腕に撃ち放ち破壊する。
サルディアス
《おっとと!?これじゃあ、ギルターさんを馬鹿に出来ませんね……》
???
《敵指揮官の無力化を確認!今です!》
???
《強行突破をしかけるぞ!》
そう言って、2隻の戦艦と共に全機が翠の地球に降下しようとした時、敵側の戦艦が一隻の戦艦トゥアハー・デ・ダナンに特攻し、その影響で降下コースがズレて他の戦艦マクロス・クォーターと離れてしまう。
竜牙
「ヤバイ!アンジュ姉!」
アンジュ
「分かったわ!」
直ぐ様、俺達はトゥアハー・デ・ダナンに真下に支えるように合わせる。
???
《な、何を!?》
アンジュ
「硬質残光を機体とトゥアハー・デ・ダナンの側面に展開!」
竜牙
「コイツで少しは摩擦熱を緩和出来るからな!」
そう言って、機体の側面に大きく展開した硬質残光が摩擦熱を緩和する。だが、いくら硬質残光でも限界はある。すると、マクロス・クォーターと呼ばれる戦艦が巨大なロボットに変型してデブリをサーフィンのように乗ってトゥアハー・デ・ダナンと俺達の真下に来て更に摩擦熱を緩和した。
???
《そこの機体は直ぐにクォーターに着艦せよ!後は此方でどうにか出来る!》
竜牙
「了解。そちらに従うぜ」
そう言って俺は直ぐにクォーターと呼ばれる戦艦のカタパルトに着艦して格納庫に移動させてもらう。
アンジュ
「とりあえずどうする竜牙?」
竜牙
「この世界の情報が欲しいし、暫くはこのクォーターに居させてもらおうぜ」
さて、この世界はどんな厄介事があるかな?
☆
~マクロス・クォーター、ブリーフィングルーム~
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