16歳のダイアリー

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 学校ではまたいつも通りの平凡な生活が進んでいた。 ハンド部は秋のリーグ戦で勝ち進む事が出来ず、 課題が残った。 たまに練習中のタクミさんを見かけることがあった。 遠くから見ると、 やっぱりカッコいいと思った。 そういう人があんなに優しくしてくれた、 楽しませてくれた。 それは角谷さんとのいい思いでを作れたからよかったのではなく、 ただタクミさんとじっくり時間を共有したこと、 そっちの方が楽しかったのかもしれない。 今になってそんなことに気づくなんて。 わたしって…間抜け??? 第2章 その子はよく笑う女の子だった
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