射精の強過ぎる男と鋼鉄の処女膜女

第1章

　自分の処女はなぜこんなにも強いのだろう。

　なぜ神はこんな風に私を仕立て上げたのでしょう。こんなんじゃボーイフレンドなんて出来ないどころか、ヘタすれば一生バージンだわ。私はなんのために生きればいいのだろうか。

　精神的にも追い詰められた彼女は教会へ行き、そして人間の口から神の言葉を聞いた。

「神の与えたもうた試練には意味があるのです」

　それはカタリーナにとってまさしく神の啓示であった。

　彼女は悟った。

　男根で貫けないほどの処女膜ならば、貞節を守るのが私の宿命なのだわ、と。

　そして彼女は修道女になった。