第1章

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 自分はなぜ射精が強いのだろう。  なぜ神はこんな風にオレを仕立て上げたのだろう。こんなんじゃガールフレンドなんて出来ないどころか、ヘタすれば一生女とセックスなんて出来ないじゃないか。オレはなんのために生きればいいのだろうか。  精神的にも追い詰められた彼は教会へ行き、そして人間の口から神の言葉を聞いた。 「神の与えたもうた試練には意味があるのです」  それはジムにとってまさしく神の啓示であった。  彼は悟った。  人を殺めてしまうほどの射精ならば、それで人を殺すのがオレの使命なのだ、と。  そして彼は殺し屋になった。男性ではなく、女性を標的に。幸い彼の顔立ちはとても整っていた。
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