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面会時間が終わり、旦那や家族は帰っていった。 モモちゃんと二人きりの部屋。 緊張の糸が切れたのか、急に涙が溢れ出して止まらなくなった。 「モモちゃん…ごめんね。ママ何もしてあげれなくて。苦しかったよね…気付いてあげれなくて、助けてあげれなくてごめん…」 モモちゃんの冷えきった体を触りながら話しかけた。 どれだけ涙を流したかわからないけど、涙を止める術がわからない。
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