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序章・王の旅立ち
「王、どうかご無事で……」
臣下の心配は良く理解している。
だからこそ、やり遂げなくてはならない。
「大丈夫だって!すぐに終わらせてくるよ」
今回は彼は自分のことを慕ってくれる民のため、異世界へ旅立とうとしていた。
「準備はいいですか?」
「ああ、大丈夫だ」
魔女が呪文を詠唱し、王の体が光に包まれる。
「行ってくるよ」
王は一言言った後、王の体は瞬時に霧散した。
彼の名は、アーサー・ペンドラゴン。
円卓の騎士で知られる、有名な王である。
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