第2章

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「恐らく、もって半年…悪性の癌が全身に転移しています。詳しく検査をしてみないと、なんとも言えませんが…この現段階の範囲でも解るぐらい進行しているという事です。」 無表情に語る医師から告げられる言葉は、理解しようとしないと、音にしか聞こえなかった。 不快な音 後に解ったのが…この検査をしたのがたまたま、癌に特化した医師だった事 早期発見、早期治療になれば良かったのにと…
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