第2章

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さらに翌週 とうとう職場から歩いて帰るのに、公園で拾った鉄の棒を杖がわりに帰ってきた。 全身汗だくで、尋常じゃない顔色、もう彼がなんと言おうが病院に連れて行くしかないと思って慌てて、タクシーを呼ぶ。 その時には、嫌だとか嫌いだとか言える状態じゃないぐらい痛みが増していたようだった。
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