第2章

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先程のタクシーのお兄さんが看護婦さんを呼んでくれた。 どこまでも、優しい。 私は、何度も何度もお辞儀をした。 お兄さんは、一言 「困った時は、お互い様ですよ」 そう言うと、静かにその場を立ち去って行った。
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