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「で、俺の仕事は!?」
「雪音ではテーブルを持ち出すのは無理だ、手伝ってこい」
「あいよ」
セリアは雪音の方に回し、騒いでいる三人にそれぞれの仕事を考える
「姉さん!!」
「なに!?」
「椅子とテーブルに敷物!!全員分準備!!」
「はい!!」
姉さんには時間の掛からないものを与えてやろう、時間のかかるものだと逃げるからな
「レイナ!!」
「はい!!」
「アップルパイとチェリーパイがもうすぐ出来る!!飾り付け!!」
「了解!!」
レイナには得意なものを与えてキッチンへ行かせる、これでいい
「イセリア、分かっているね?」
「うん、手伝うわ」
イセリアと呼んだのは彼女がそう呼ばれるのを望んでいるからだ、様々な理由があるので端折るが
「さて、出来たな」
「あぁ」
「えぇ」
暫く後、パーティーの準備が完了した。
ここからは無礼講だ、さて・・・
「今回も集まっていただいたのは、このようにパーティーが開けることを喜びたいからだ。さて湿っぽいのはもう抜きにして」
セリアを立たせてあとを促す、俺には苦手だからな騒がせるのは
「飲んで食って、そして笑おうぜ!!乾杯っ!!」
「かんぱーい!!」
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