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龍夜「なんだよ これからが面白そうだったってのに」
宿舎の窓から純平達を眺めている人物が二人。いずれもKeeperのシンボルマークを胸に着けておりKeeper所属が伺える。
麻奈美「………」
男性は黒髪、長い前髪が特徴的で切れ長の目。名前は【如月 龍夜】。
もう1人は金髪のミディアムヘアー。その目には敦子が捉えられている。名前は【黒崎 麻奈美】。
龍夜「もうちょっと遅れてくれりゃもっと激しくなったか?」
麻奈美「知らん」
麻奈美は戦闘が終了したのを認識するとその場から離れていく。
龍夜「狙いはあくまで敦子か?」
龍夜の言葉に足を止める。龍夜は更に続けた。
龍夜「アイツは好戦的じゃない。公認の場じゃないと、やれねぇよ」
麻奈美「知っている。私はどこぞの戦闘狂と違って欲ボケではない。場は弁えているつもりだ」
龍夜「にゃ~~るほどね」
それだけを告げて麻奈美は去っていく。そして龍夜の目には純平が捉えられていた。
龍夜「…忘れてないよな、純平」
To be continued
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