chapter2

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ルキ「回収した変死体は後日灰となって消滅したわ。それが暗黒魔道士が禁忌の領域に触れ、人を消滅させた末路と同じ」 倭「……」 ルキ「そしてそれを象徴する黒のクォーツを残すと言うことは…」 美海「4構への宣戦布告……」 美海の言葉に現役ウォーリアには緊張が走った。それに続いてユキノが口を開く。 ユキノ「そこであなた達にはこの機構内を調査してもらいたいの」 敦子「機構内って…それじゃまるで」 昴「犯人が我々ウォーリアの中にいる。そう言いたげですね」 現役ウォーリアにとっては仲間を疑わなければならないと言うこと。仲間意識のある者もそれらを疑わなければならない。 ユキノ「あなた達にとっては辛いことだけど、それでも暗黒魔道士がまず4構内にいないことを決定的なものにしなければならないの」 昴「ですが、我々が暗黒魔道士である可能性もあったはず。それにも関わらずこの事を我々に話した動機はいったい?」 暁「程度の違いはあれ君たちは機構に忠誠を誓っている者達。4構に怨みを持っていれば少なからずその行動には違和感が目立つと踏んだのだ。観察の結果、君たちはメシエコード所持者は白だ」
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