Chapter3

7/19
前へ
/96ページ
次へ
いつもの場所へと戻ると更に人数は多く集まっていた。 機構の隔たりがなく大人数で集まるのが純平達グループの特徴でもあるのだ。 グループは純平、敦子、龍二、優子、友美、倭、美海、昴、彰、玲奈。 更に麻友、遥香、篤人、章治、珠理奈と言った年下メンバーもいる。 更に登場人物の知人を含めれば20人前後のグループになる。 優子「ラブロマンス終了?」 敦子「アホたれ~。そんなんじゃないよ」 2人の存在に気付いた優子が話し掛ける。敦子はそれを否定してみせた。 龍二「何の話だったんだ~?ん~?」 龍二もまた、冷やかすように純平に探りをいれる。龍二と優子はどこか似た者同士だ。 純平「ご想像にお任せ」 龍二「オレの想像に任せちゃっていいのかよ?」 友美「卑猥な臭いがプンプンするんだけど」 友美は鼻を摘まんで手で扇ぐ。その行為に遥香は怪訝な表情を浮かべていた。 麻友「そうだ!皆さんこれ見ました?」 麻友は電子端末を展開させ立体ビジョンを開く。そこには今まさに修練を行っている映像が映っていた。 陽菜「なに~?」 よく見る修練の状況を見て首を傾げたのはPaladin所属の女性【古宮 陽菜】。優子の親友だ。 麻友「最近教官になったGuardian寄りの教官先生なんですけど、実技中心に教えてくれるそうです。修練場が使えない時に利用する人が多いそうなんですけど、皆さんで行ってみませんか?」 それは麻友からの修練の提案だった。麻友はこうしてたまに修練の情報等を仕入れてはこうしてみんなに広めている。 敦子「これってトット先生のだよね?」 麻友「はい。そっか、雪村さんや春茉さんはご存じでしたもんね」 純平「Guardianに配属されるまで、よく世話になってたもんな」
/96ページ

最初のコメントを投稿しよう!

30人が本棚に入れています
本棚に追加