Chapter3

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龍二「おいおいヤバイんじゃないの~?」 麻友「そうですね」 一行もその殺伐とした雰囲気を眺めている。 倭「どっちが勝つと思う?」 昴「どうですかね…。Keeperの方は強さは未知数ですし、かたや敦子は本気の実力を出したのを見たことありませんしね」 美海「ある意味では、見物かもしれない。敦子に挑戦するなんて」 メシエコード所持者はこの状況を楽しみにしているようだ。 珠理奈「あれって…麻奈美ちゃん!?」 篤人「知ってんの?」 珠理奈「知ってるもなにもKeeperじゃ有名人だよ。マスター・ユキノを追い詰めた三傑の一人。メシエコード候補者でもあるの」 玲奈「実力で言えば私達なんて足下にも及びませんわ…」 玲奈は苦笑いを浮かべていた。それは事実で、真中姉妹は同時に掛かって軽く捩じ伏せられたほど。 友美「私も1発も当てられなかった。彰も、確か負けたよね(笑)」 彰「確かに負けたが、8発は当てた」 優子「そこ拘る?(笑)」 彰にはそれが拘りらしく力強く頷いた。 龍二「オレは敦子が勝つと思うな~。なんせ序列1位だし、泣く子も黙る【Ace Queen】だし」 玲奈「麻奈美さんも負けてないです。戦った私が保障します」 間もなく、敦子と麻奈美の対決は始まる。
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