Chapter3

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微量に吹く風が吹き止んだ時、二人は動き出した。 バチバチとプラズマ粒子が弾け、二人のフォースセイバーは衝突する。 力量は麻奈美が上。麻奈美は敦子を力任せに押し飛ばした。 敦子は軽い身のこなしで体勢を立て直し再び敦子は麻奈美に詰め寄る。 麻奈美「コイツも安易な攻めか」 再び敦子に斬りかかる。しかし、敦子は攻めるどころか素早い動きで麻奈美の後ろに回り込んだ。 麻奈美「!!」 これにより麻奈美の背後はがら空き。敦子は容赦なく斬りつけた。 ズシャッ!! 麻奈美「っ!!」 背中を斬られ、麻奈美は薙ぎ払うように後ろにフォースセイバーを振る。敦子はバク宙して回避し麻奈美と距離をとる。 麻奈美「私が背後をとられるなんて」 敦子「………」 敦子は無言で構えをとる。久し振りに楽しめる相手と思った麻奈美は口許を緩ませた。 麻奈美「ふぅ~ん…」 麻奈美も構え再び敦子と対峙した
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