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麻奈美「飽きたな」
純平「??」
フォースセイバーを眺めてポツリと一言。それを理解しているのはこの場では敦子だけだ。
敦子「そうね」
敦子は微笑を浮かべそれに同意見した様子。敦子と麻奈美はフォースセイバーを光に還すと敦子は右手を天に、麻奈美は左手を前に突き出す。
倭「マズイ!」
昴「!!」
二人のその行動は倭・昴を始め、全員が危機感を覚えた。
純平「敦子ストップ!!」
優子「それはダメだって!」
玲奈「麻奈美さん!」
珠理奈「それはやっちゃダメ!!」
始めに四人が動くと一同は全員止めに入った。麻奈美は疎ましく思っていたが、敦子は事の重大さに気づき我に帰ったようだ。
トット「おやおや。どうしましたか?」
腰に手を付きやって来たトット。殺伐としたこの場には相応しくないほど穏やかな物腰だった。
トット「修練の時間はもうじき終わりますぞ。私も研究室に戻りますが、皆さんはどうしますかな?」
純平「あ、えっと~…!」
麻奈美「色々と楽しめたので失礼します。ありがとうございました」
麻奈美は玲奈達を退かし敦子に近づいてく。
麻奈美「今回の決着は必ず着けさせてもらう」
敦子「………」
麻奈美はそれだけ言って立ち去っていった。
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