chapter 0

6/12

30人が本棚に入れています
本棚に追加
/96ページ
純平と敦子が今いるのはEARTH GROUNDのエントランス。二人の他にも多くの戦闘魔導士、通称【ウォーリア】がここにいる。 4つの機構の総人数を纏めると500人単位にまで膨れ上がるのだ。 純平「みんなは?」 敦子「宿舎にいるんじゃないかな? 取り合えず行ってみる?」 純平「おう」 純平と敦子は宿舎へと向かっていく。 ここ、EARTH GROUNDでは在籍時4つの機構に配置される。 それぞれの機構にマスターと呼ばれる師の存在があり、それぞれの教えを受け戦闘技術を身につけていく。 振り分けは適性検査を受けた後、クリスタルの意思によってもっとも適任とされる戦闘技術を身に付けられる機構へと配置されるのだ。 宿舎に到着した純平と敦子。その庭園にはいつもみんなが集う場所がある。 そこに向かうとやはり数人のウォーリアはいた。 龍二「よう! 会合はどうだった?」 名前は【松崎 龍二】。純平と敦子の同期のGuardianに所属するウォーリアだ。 敦子「今週末はKeeperとの戦闘になりそう」 友美「Guardianが相手か~」 柱に寄り掛かるウェーブが掛かった茶髪、アヒル口が特徴的な女性はKeeper所属の【神楽 友美】。所属は違えど垣根を越えて仲良くする者は多い。 それに比例し、他の所属を敵対する者も後をたたないが。 優子「となれば、PaladinとGardner?」 純平「必然的にそうなるよな」 龍二と共にベンチに腰掛ける茶髪のロングストレート、小柄な女性を【東城 優子】。Guardian所属のウォーリアだ。
/96ページ

最初のコメントを投稿しよう!

30人が本棚に入れています
本棚に追加