西田航汰

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「にしこーはその事について、どう思ってるの?」 「テケテケっていう都市伝説の仕業…とかだったら面白いかな~って。」 「お前……ホラー小説の読みすぎ。んなもんは存在しねーよ。下半身なんかは鞄とかに無理やり入れたんだろ!」 知貴先輩は頭を掻きながら、俺の肩を2回叩いた。俺は知貴先輩の言いたいことも分かるが、ニュースを見た瞬間、何とも言えない感情に包まれた。 あの感情の正体が何かは分からない。 ーーただ、また何かが起きる気がした。
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