第25章 お披露目

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その日、社長はマンションに来てくれた。 私はできるだけ、彼の思いを先回りして汲み取り従順にかしづくと、次第に損ねていた機嫌が直って行った。 ベッドでも、 「あの男が好なのか?」 「・・・いえ、社長だけです」 「嘘だろう、ちょっとぐらいは気になるんだろう?」 「・・・全然」 「いいんだぞ、浮気しても。 でもどうなるか判ってるだろうな」 そう言いながらずっとずっと攻め続けた。
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