第25章 お披露目

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休まる暇もないほど激しく感じ続けさせられたものだから、 私は途中から何故か気持がゆらぎ始めた。 何か胸にせり上がってくるようで腰を振るのも忘れ、 喘ぎ声はすすり泣きにそしてむせぶように泣いてしまった。 そんなこと初めてだった。 どれぐらい時間が経ったのかわからないけれど 「これ以上は無理だろう、休ませてあげる」 と抜いてくれた。 私がそのまま動けずにいたので、彼は優しく足を崩し抱き寄せ、涙に濡れた顔をわざわざ確認すると満足そうだった。
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